ノートPCの内蔵ハードディスクを取り出して外付けハードディスクにする
先日、というか、だいぶ前、そう、だいぶ前。
たぶん半年以上前なんですが、
たまに外に持ち運ぶ用のノートPCの液晶がご臨終なさいまして、
(経緯は省略)
(完全にイッカの過失)
保証期間も終わって修理には金かかるし、iPadもあるし、
とくに不便なかったんですが
捨てずに壊れたまま放置していました。
使わなければただのゴミなんですが、
そういった部分的に壊れたPCは、
言い方を変えれば部分的には生き残っているところがあるということです。
いわゆる「部品取り」ってやつでね。
ということで、やっちゃいましょう。
※そこそこ話がわかる人でないとわからない話をしています。よくわからない人はよくわからないまま見続けるか、この記事諦めて つけ麺の記事 でも見てつけ麺食べたくなってくれればそれでいいです。
液晶がご臨終なさったノートPC、裏のネジっぽいやつを外して、
カチャカチャやるとキーボード部分ももパカって開きます。
右側の黒い長方形の部分にHDDが入っていたので
これも四隅のねじとかを外して
取れました。
こいつがいわゆるHDD。
ハードディスクドライブ。
HardDiskDrive。HDDです。
壊れたノートPCには容量320GBのHDDが入っていたということです。
で、コイツを外付けの写真とか音楽とかの保存用(=バックアップ用)にしたいわけです。
このままではPCに接続する部分がないのでもう一手間加えます。
こいつはちょっとお金を出さねばなりません。
Inateck 2.5インチ HDD外付けケース USB 3.0接続 9.5mm 7mm 2.5" SATA HDD SSDに対応、着脱は工具不要
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- メディア: エレクトロニクス
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コイツを使います。
そもそもな話なんですが、
ハードディスクケース
たるものが存在するんです。
自分でつくる前提みたいな商品がこの世にはいっぱいあります。
自作PCに精通されてる方なら当たり前な感じもするのでしょうけど
普段はネットだけ軽くノートPCしか使わないみたいな人にとっては
馴染みのない感じですよね。
ケースにもいろんな種類があるんですが、
レビューとか見て良さげだったので上のヤツにしました。
届きましたね。
開封の儀。ケース本体、PCと接続用のUSBケーブル、説明書。
取り付け自体はめっちゃ簡単です。
ケースの蓋を開けて、向きを揃えてHDD本体を入れる。
蓋を閉める。
USBケーブルをつけて完成。簡単でしょ。
ケースの種類によってはドライバーや工具が必要だったりしますが
これは工具要らず。
いざ、PCに接続です。
しっかり認識しました。
領域が2つに分かれましたがFとGのコイツです。
もともと本体に内蔵されたHDDなので、
何かデータが残っている場合がありますが
Windowsの場合、
Windowsボタン→コンピュータを右クリック→管理→ディスクの管理
でディスクの場所を指定して、右クリック[ボリュームを削除]で完全に前のデータ消せます。削除後、未割り当ての部分をまた右クリック、今度は[新しいシンプルボリューム]で手順にしたがって認識させれば、中身空っぽの新たなハードディスクの誕生です。
このへんはググるとだいたい出ます。
(そもそも内蔵HDD→外付けHDDの工程もググるとけっこう出ます)
んで新たに認識したHDDは、写真や動画、音楽のバックアップ用として活躍しております。イッカ調べではWindowsでもMacでも正常に認識します。問題なくファイルの移動可能です。
市販の320GBの外付けHDDを買おうとすると
安くてもだいたい4000円前後なので、
今回はゴミの予定だった内蔵HDD(実質0円)+ケース1700円なので
かなりお得な感じでイケます。
お得だし、
モノとして死ぬはずだったモノに新たに命を吹き込む感じ、楽しかったです。
もしこの後内蔵HDD→外付けHDDをやろうって方がいたら、
取り出したHDDのサイズには気をつけてください。
たしか3.5インチと2.5インチがあってケースもそれに対応する感じになります。
HDDの型番でググって出すか元からHDDのどこかに書いてあるかもしれません。
こういうPCハック的な記事は初めてやりましたが説明能力が要りますねぇ。
1人でも伝わっていたら嬉しい限りです。
HDDケースのケース本体側の端子があまりお目にかからない感じの
面白い形の端子でした。